1年前の記事から7回穿いて7回洗濯しました。
年間10回くらい作業ズボンとして穿く予定でしたが、今年の夏は暑すぎて穿けませんでした。秋冬にもう少し穿いておけばよかったですね。
穿きはじめのころはエマールやナノックスなどの中性洗剤を使っていたと記憶しています。その後、粉洗剤のブルーダイヤを使ったりもしていましたが販売終了したこともあり、今回は粉洗剤のニュービーズで洗濯機洗いをしました。乾燥機は使わず、天日干し乾燥です。
購入から18年経っていますが着用頻度は高くありません。洗濯もマメにおこなっていたのでダメージも見られないです。今後もたまに穿く程度だと思います。
洗濯の回数分だけ色落ちが進んだという感じでしょうかね。フィット感と穿いた時間、洗濯頻度からそこまでメリハリのある色落ちではないですね。
いまの着用頻度だと数十年先まで穿けそうです。自分の寿命のほうが先に来ますね。
ジーンズの色落ちを楽しむのであれば綿100%をおすすめします。私自身、デニム熱がなくなっていた時期にストレッチ入りのジーンズを穿いていたこともあり、快適ではあるものの愛着はわきませんでした。穿いても穿かなくてもポリウレタンは劣化していくので穿き込んで色落ちをというのには向かない気がします。
パッカリングも出ています。
ヒゲは控えめ
タテ落ち
ユニクロシャトルデニムの穿き始めのころはどんな色だったのでしょうか?
裾上げしたときの生地を保管してあったので色を比較してみます。ちなみに新品時はノンウォッシュ(未洗い)の状態であり、裾上げ前に糊落しをして一度洗った状態の生地なので新品時とは少し色は変わっています。
100回以上洗濯しているもののそこまで薄い青色にはなっていません。オリジナルの裾の処理はインサイドシーム側で縫い始め縫い終わりがされていますね。
こうして比べてみるとインディゴ染めの経糸だけでなく、緯糸も白く色が変化していることがわかります。セルヴィッジの緑色の糸も褪色しております。
ジーンズのことは出てきませんが、体や髪、衣服、儀式など洗うことについて書かれた本です。
石鹸が高価だった時代、庶民はあずきで洗濯をしていたというのは、サーキュラーエコノミーの本で栗を洗剤代わりにする話に通ずるものがあると感じました。現代だとあずきのほうが洗剤よりも高くつきそうですが。そういえば大豆由来の洗剤をどこかで出していましたね。
〈洗う〉文化史 「きれい」とは何か [ 国立歴史民俗博物館 ]
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この本にあるように潔癖になりすぎるのもどうかと思います。
ここ数年、ユニクロで買い物を全くしていませんが、このジーンズはこれからも穿き続けていきます。