何年かぶりにジーンズを穿くきっかけとなった1本であり、ブログを始めた時点で10か月ほど穿いていた。その後リーバイス501 STFを穿くことが増えたのでこちらの着用機会は減っていた。
誰も興味がないだろうが1年ほど穿いたので経年変化の記録をお届けする。
ジーンズの説明は前回の記事をご覧あれ。
穿き込み8か月 ファーストウォッシュ
結論から先に言うと、ワンウォッシュの新品であっても水通ししてから穿き始めるべきであった。洗濯後、下がりヒゲの位置がずれているように感じるのだ。基本的にアウター以外の新品衣類は必ず洗濯してから着用開始している。今回はなぜかそのまま穿き始めてしまった。
最初の洗濯まで8か月という自己最高記録を更新した。これまでは3か月か4か月ほどが最高だったと思う。翌年、リーバイス501STFを穿きはじめセカンドウォッシュまで1年でさらに記録更新した。わりとまめに洗濯をするほうだと思うが、このジーンズにしても501STFにしても青みが強い生地なので洗濯を控えて穿いていた。
色残りの濃いジーンズが好きなのだ。
穿き込み10か月 セカンドウォッシュ
前回の洗濯から2か月で2回目の洗濯をした。
中性洗剤を使い洗濯機の標準モードで洗い、天日干し乾燥をした。
ワタリに余裕があり、裾に向かって細くなるワイドテーパードのもんぺシルエットである。生地もやわらかいため腰ヒゲははっきりとついていない。下がりヒゲは太いジーンズの時に見られるつき方をしている。
ハチノスもほとんどついていないように見える。パッカリングは新品ワンウォッシュ時からすでに出ていた。
隠しリベットのアタリが出てきている。色落ちは洗濯の分進んだという感じだろうか。
穿き込み1年 洗濯4回
前回からさらに2回洗濯をし、穿き込み期間はトータル1年。
腰まわりはヒゲなのかわからないぼんやりとした色落ちをしている。腿から膝にかけて縦落ちが始まった。ヒゲがはっきりとつかなくても腿部分の色が白く抜けたら雰囲気のある色落ちになるのではないだろうか。
スウェットパンツのような穿き心地なのでパジャマとしても使えそうではある。過去に別のジーンズで寝る時も穿くのを試したことがあるが数日で断念した。やはり寝るときはパジャマだ。
大戦モデル風のディテールになっているが、購入後にウォッチポケットにリベットがないのに気づいた。なんとなく雰囲気で買ったので細かいところまで気にしていなかったのである。
隠しリベットのアタリとパッカリングは成長している。
シルエットが普通から細目であればヒゲもつく生地だとは思う。あとサイズも自分のジャストサイズよりも1インチほど大きいかもしれない。インチ表記ではなく、S・M・Lの3サイズ展開のMサイズでおそらく31インチ相当だろう。
ボタンとリベットは購入後2年の酸化した経年変化が見られるのではないだろうか。
座っていることが多いとヒップは色落ちが進みやすい。
裾はワンウォッシュ時からウネっていたが、さらに味が出てきた。
旧式力織機で織られている生地ということでタテ落ちしてきた。
腿付近の生地
リーバイス501レギュラーモデルは革新織機で織られた生地なのでタテ落ちはしない。
このジーンズでははっきりとした腰まわりのヒゲはつかないだろう。1年での経年変化は自分の場合どのジーンズを穿いてもこんなところだ。穿く機会が減ってきてはいるが、のんびりと色落ちのスピードを気にせずに穿いていこうと思う。